カテゴリ:ヒビノデキゴト(シリア編)( 12 )

ドタバタのダマス訪問

思い立ったので、ダマスカスを訪れた。あー、平和でいいなぁ。空気がピリピリしていない。イラク戦争の頃には悪の枢軸、なんて言われていたシリアだが、最近では米国もハイランクな人物を送り始めているようだ。EUのハイランク・オフィシャルも訪れている模様。こんな時代がくるものなんだなぁ。

a0085574_204349.jpgダマスカスにいる大学時代の同期の職場にもご挨拶に行ってみた。「もー、いつも突然なんだからー。あ、でも、チョコレートくれたから許してあげる(笑)」と。事務所の中で1時間ほど話をして、所内の方々とも情報交換。いろんな偶然が重なってさらにまた偶然が重なる。コーヒーを飲みながらガールズ・トークでキャッチアップ。その後は、旧市街でお買い物。前回ダマスカスを訪問した際に、「いいな」と思っていた絵を額つきで購入。えへへ、これだけでもご機嫌。

幸せは日常生活の中にたーっくさん詰まっているのだ。写真はいつものジャーナリスト・クラブ。
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by ahirunoko724 | 2009-02-24 22:54 | ヒビノデキゴト(シリア編)

ダマスカスの週末

a0085574_5124788.jpg週末を利用して、ダマスカスを訪れた。ティールから北上し、ベイルートの東辺りに差し掛かったあたりで、きれいな夕焼けに目を奪われた。この辺りは、渓谷になっていて、山の斜面に住宅が張り付くようにして建っていた。車の中にいても、外気がなんとなく下がっているのが感じられた。ドライバーさん曰く、レバノン北部の冬は厳しいのだ、と。車に揺られながら、その昔、アラビア語講読の授業で読んだ読み物の中に、レバノン北部の冬の様子について述べられた箇所があったのを何となく思い出した。

5ヶ月振りのダマスカス。目的地に到着して、車から降りると、フワーッとダマスカスの香りがした。空を見上げるときれいな満月。今週末は一年で一番、月が地球に近づく日らしい。世界の中に「懐かしい」と感じられる場所が増えていくのは、自分の人生の積み重ねが感じられてうれしいな、と思う。人生が広がってきたのだな、という感覚と、深まってきたのだな、という感覚。そうして、少しずつではあるけども、根を張りつつあるな、という感覚。そういえば、一年前にもダマスカスで満月を見上げた記憶がある。

今回、レバノンからシリア入りしたのだが、ヨルダンからのシリア入りよりも、もっと簡単だった。東京のシリア大使館で6ヶ月間有効のマルチプル・ビザを取得してきたのだ。なので、ヨルダンの時みたいに、シリアに行く度ごとにビザを取得する必要がない。と言っても、レバノンにはシリア大使館はなく、国境でビザ取得が可能とのこと。レバノンへの再入国に際しては、自分は車に乗ったままで、ドライバーさんがパスポートを持ってイミグレでの手続きを行ってくれた。大丈夫なんでしょうか(笑)?今回、シリアからレバノンに炊飯器を持ち込んだのですが、まったくチェックされず。あんなに怪しげな形をしているのに......。まぁ、いっか。おいしいご飯がスイッチ一つ押すだけで食べられるようになったのだから。
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by ahirunoko724 | 2008-12-14 04:45 | ヒビノデキゴト(シリア編)

スタート地点のかおり

a0085574_1831543.jpgダマスカスの旧市街には、独特の香りがある。いや、ダマスカスには独特の香りがある。テルアビブにもあるし、アンマンにもある。でも、ダマスカスのそれは、私にとってはスタート地点のかおりなのだ。

全てのはじまり。そもそも、自分がダマスカスに行くなんて思いもしなかった。「お前、ダマスカスに行かないか?とりあえず、笑って帰ってくればいいから」との言葉に、「そうですね、それなら私にでもできそうでね」と答えた。そして、それが、全てを変えた。

あの角を曲がったら、今度は何があるのかな?
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by ahirunoko724 | 2008-07-10 22:01 | ヒビノデキゴト(シリア編)

人生は回る

何年会ってなかったんだろう。

メールでは連絡は取り合っていたけど、実際に会って話をしたのは
8年前くらいじゃないかな。

人生はグルグル回る。

どうやったら、あんなに強く優しくなれるかな?
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by ahirunoko724 | 2008-07-09 23:23 | ヒビノデキゴト(シリア編)

サボテン社交クラブ

ダマスカスの街では夏の夜になると、サボテン社交クラブが設置される。人々は夕涼みのために、街をそぞろ歩き、休憩をかねてクラブのテーブルに着く。

帰路、クラブのオーナーにサボテンの実を勧められた。ニコニコしながら丁寧に辞退した。今年は、結構です......(笑)。



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by ahirunoko724 | 2008-07-04 16:42 | ヒビノデキゴト(シリア編)

10年一昔

とはよく言ったもので、ここダマスカスの街もその通り。

10年前の自分と今の自分の行動範囲が違うから、目に入るものもあるのだと思うけど、10年前に留学していた頃には、なくて、今ある主要なものをいくつか挙げてみる。

①携帯電話:普及率高し!
②インターネット・カフェ:旧市街の中にもある。
③ショッピング・モール:高級ブランド品ばかりを扱っている。
④コカ・コーラ:10年前にはレバノンからの違法輸入のみでほとんど見かけなかった。
⑤キレイな車:昔はぼこぼこの外車がほとんどだったのに。
⑥フォー・シーズンズ・ホテル:街のど真ん中。
⑦旧市街の中の古い家屋を改造したブティック・ホテルやレストラン:情緒があって○。
⑧カフェ:コスタ、クンスパー等。スタバはない。

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仏では、今月中旬に地中海サミットが行われ、シリアからはバッシャール大統領が参加予定。これでまた新しくシリアに入ってくるものがあるかな?
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by ahirunoko724 | 2008-07-03 20:50 | ヒビノデキゴト(シリア編)

セキュラー・ダマスカス

a0085574_5102848.jpg週末を利用して訪れたダマスカスで、こんな場所に連れて行ってもらった。このフォントの違いが、わざとなのか、それとも、素で間違えているのかは判断がつきかねる。

別に、本当にジャーナリストが集まっている訳では決してない。私が思うに、ジャーナリストが好きな場所は、エルサレムのアメリカン・コロニー(これについては、またいつか。私のお気に入りの場所の一つなのです)みたいなちょっと雰囲気のある所なはず。

a0085574_5174997.jpgこのダマスカスのフランス大使館の傍の小さな通りに面したレストラン、比較的保守的なダマスカスにしては、とってもセキュラーな場所だった。狭い入り口からはちょっと想像できない奥行きがある。シーシャ(水タバコ)の煙で曇る店内。カウンターには種々のアルコールもあり。若いカップル、おじさん同士のグループ、はたまた女性同士のグループ、そうして、外国人は私達だけだった。そりゃ、そうだわね、こんな場所。人々の適度な大きさの声でのおしゃべりが、邪魔にならない程度に心地よいから不思議だ。

P.S アンマンの山の上にある自宅前には雪が積もっていたが、約300メートルほど標高の非違ダウン・タウンあたりでは、積雪がまばらに残るのみ。そうして、3時間車で走って到着したダマスカスは、そろそろ冬が終わりを告げそうな暖かさだった。
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by ahirunoko724 | 2008-02-02 22:58 | ヒビノデキゴト(シリア編)

旧キング・ファイサル邸のネコ

a0085574_6521288.jpgダマスカスでのある朝、遅くに起きだしてパジャマのままで、日当たりの良いバルコニーでコーヒーを飲んでいた。そうしたら、ぶどう棚の上で日向ぼっこをしているかわいい三毛ネコを発見。ひゃー、あのぶどう棚、結構高いのに。大丈夫かな、落ちないかな、どうやって降りるんだろう、なんて思いながらコーヒーを片手に見ていた。まぁ、ネコだから、私がそんなこと心配しなくっても大丈夫だよね。きっと、サササササーッと棚を支えている柱をつたって降りるんだよね。もしかして、ぶどう食べちゃったりしてるんだろうか?いや、ネコ的にはあんまり好きな味じゃないはず。ネコに聞いたことはないけど、なんとなく、ぶどうってネコの好みの味じゃないと思う。


a0085574_656089.jpgちなみに、このぶどう棚、旧キング・ファイサル邸のお庭にあるものです。キング・ファイサルがこの地を追われた際にシリア政府に没収され、現在は某国の大使公邸として使用されています。お庭はこんな感じ。よくよく見ると、緑のシートで覆われている部分が見えるのだけど、実は、これ、プール。夏には太陽の光が水にキラキラ反射してきれい。

街の中を歩いてみると、各国の大使館事情がおもしろい。イラク大使館の壁にはバベルの塔や、ライオンの彫りものが施されていてキレイ。そうして、そのお隣には米国大使館。お隣さん同士で仲良くしてるのかな(笑)?無理、か。
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by ahirunoko724 | 2007-12-08 07:10 | ヒビノデキゴト(シリア編)

夕焼け

ちょっと遠出した先から、お家に戻る時の夕焼け。

BGMはバッハのゴールドベルグ変奏曲。この曲から連想するものが映画”The English Patient”という人は私だけじゃないはず。ジュリエット・ビノシュの扮する従軍看護婦のハナが、廃墟となった教会にある傾いたピアノで弾いていたあの曲です。

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by ahirunoko724 | 2007-12-04 05:03 | ヒビノデキゴト(シリア編)

夜のウマイヤド・モスク

a0085574_5343188.jpgダマスカスで過ごすの週末の夕刻恒例行事、旧市街の中のウマイヤド・モスク周辺の散策。今回もまた、夕暮れ時のアザーンを聞くことができた。親玉ムアッジンと子分モアッジンの合唱。この街の朝のアザーンも面白い。一つのモスクでムアッジンがアザーンを謡い始めると、他のモスクのアザーンが街中に広がっていく。

久しぶりにウマイヤド・モスクの傍にあるカフェ・ナウファラでお茶をした。留学時代、毎週木曜日にここで行われる語部を留学生仲間と一緒によく聞きに来ていた。もちろん、通訳つきで(笑)。10年経っても、この場所は変わらない。当時、一緒に過ごした仲間達はなんだかんだと中東地域に関連する仕事に就いていて、ハッピー・リユニオンが繰り返されている。

写真は、ライト・アップされたウマイヤド・モスク。雪が降っているように見えるのはデジカメのレンズが汚れていたから......。
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by ahirunoko724 | 2007-12-03 05:36 | ヒビノデキゴト(シリア編)