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アルフォンス・ミュシャ

a0085574_2011913.jpgプラハに旅行中の友人からミュシャのハガキが届いた。恐らく、「昔から、ミュシャの描く柔らかい曲線の女性像が好きなんだ」と私が言っていたことを覚えていてくれたのだろう。

実は私、長い間、アール・ヌーヴォーを代表するこの有名な画家(グラフィック・デザイナーというのかな?)はフランス人だとばかり思っていた。何となく、そんな感じがしませんか?「ミュシャ」という音の響きとか。ところが、数年前、プラハを旅行した時に、ミュシャ博物館なるものを偶然発見して入ってみたら、チェコの人だったことが判明。そっか、そうだったんだ。

写真は、プラハの高台にある聖ヴィート大聖堂にあるミュシャのステンドグラス。優しい光がステンドグラスを通して入り、床に映る色が心に柔らかく眩しい。
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by ahirunoko724 | 2007-07-31 20:17 | お気に入り

イラクの明るいニュース

a0085574_316105.jpgアンマンが暑い。今日、事務所車で外出した時に車についている温度測定器を見たらなんと41度!これは午前中に撮った写真(心優しいドライバーさん、この方が液晶がキレイに撮れるでしょう?と手を添えてくれました)。夕方、ドライバーさんが私の席にやってきて、うれしそうに携帯電話の画面を見せてくれたらなんと午後3時頃、うっそー、45度!そりゃぁ、暑いはずだわ。根性なしな私はもうこれだけでくじけそう。

でもでも、それ以上にバグダッドが暑い!そりゃ、暑いでしょう。毎日毎日気温が50度近くまで上がり、チグリス川の湿気も手伝えば。おまけに、電気が通るのは一日平均3-4時間で、この時間帯が毎日不規則で使いたい時間帯にエアコンも使えないなら、暑いに決まってる。数日前に載せた旗は、バグダッドの右のような状況を皮肉ったもの。いろんなことを考え付く人がいるものです。

しかし、今日は一段と熱い。アジア杯でイラクが優勝したのだ。私自身、サッカーにはあまり興味はないけど、今朝、イラク人の同僚は開口一番「今日はサウジとの決勝なんだよね」と。そうして、プロジェクト関係者も一同口を揃えて、「今日は午後3時半から試合放映があるから、それまでにテレビの前に座ってないと。ね、今日のセッション、お昼休みを削ってでもいいから、終わり時間をちょっと早めてもらえないかな?」と。そんなこと、いかつい体格の強面のオジサン達にそわそわ・ニコニコしながら言われたら、了承しない訳にもいかない。結局、関係者と調整の上、今日のセッションは早々に切り上げた。関係者は皆、若干苦笑い気味だけど、何故かうれしそう。

夕刻、サッカーのことなどすっかり忘れて事務所を出たら、イラクの国旗を掲げた、たくさんの車が街中を走り回っていた。しかも、若い人達は車に箱乗り状態で、皆、満面の笑みでご機嫌。そっか、イラクが勝ったんだ。

その後、バグダッドの同僚と別件で電話していたら「ねぇ、今日のアジア杯さ、イラクが勝ったんだよ。知ってる?」とこれまたうれしそう。普段、良いニュースを聞くことがないだけに、私もうれしくなった。頑張れ!

ただし、以下のことは、いただけません。バグダッドでは、テロ防止のために車両通行禁止令が敷かれ、これとは別に、祝砲(*1)禁止令が発出されたとのこと。が、AP通信によると、この祝砲により4名が死亡、17名が負傷した由。

*1お祝いのため、空に向けて鉄砲を撃つ風習のこと。この地域では、まだ残っているようですね、この風習。
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by ahirunoko724 | 2007-07-29 21:53 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

それでも、何とかなるのです。

厳しい条件の中、何とか始まったプロジェクト、早速トラブル発生。今日のトラブルは以下の通り。何だか、皆、こんな感じ(笑)?「貴方の左耳はどこ?」と聞かれ、わざわざ右手で左耳を指して「ここだよ、ここ」と答えるまぬけな鷹の図。これくらいならジョークで済むからまだ良いのでしょうが......。

a0085574_412590.jpg1.手配しておいた通訳が連絡もなしにブッチ。こちらから携帯に電話をかけても、電話を取らず。その後、こちらの携帯に電話があったものの、「Mさんに、参加できないって言っておいたんだけど......」とのこと。肝心のMさんも携帯が繋がらず。以前に、通訳トラブルがあったので、逃げちゃったのかなー、という感じ。でも、それならそれで、最初から言えばいいのに。中途半端なのが一番困るでしょ?いい加減なんだから、と呆れていたところ、カウンター・パートの一人が申し訳なさそうに電話をくれたことで、ちょっと気分を持ち直した。結果的に、なんとか替わりを見つけられたので、解決。

2.講師を会場に連れてこようとしていたUNESCOの担当官、迷子になる。「今日はお休みだから、ドライバーさんを煩わせたくなかったの。本当に、ごめんなさい」とのこ。と。アンマンは道がトリッキーで、私も迷っちゃうことが多い。彼女の偉かったところは、パニックしなかったところと、ちゃんと「ごめんね」が言えたところ。

私も会場へのナビをする自信がなかったので、事務所のドライバーさんに電話。が、しかし、携帯が通じず。ほんの少し前に、私を会場で降ろしてくれたばかりなのに!彼の携帯、繋がらないことが多いのです。お祈りの時に携帯の電源を切っておくのは、分かるけど、その後3時間も4時間も切りっ放しだと、いろいろと不都合が生じることは予測可能だと思うのだけど、どうかな。結局、UNESCO担当官との待ち合わせ場所へはタクシーを飛ばし、その後なんとかドライバーさんを捕まえて、右待ち合わせ場所へ。事務所車で、UNESCO担当官が運転する車を会場までナビ。一緒にいた講師がこれまたユニークでおおらかな方で、迷子事件を十分に堪能。

3.急な変更があり、明日の打ち合わせのために、同僚の携帯に電話をかけるも、皆、すぐには反応しない。SMSを送っておいたら、コール・バックをくれる人あり、家族経由でなんとか捕まえて話ができた人、今に至るまでコールバックなしな人、恐らく電源が切れているのであろう人、といい加減具合はいろいろです。どこかで倒れてたりしてないでしょうね?まさか。一番最初の直属の上司に「携帯は3回以内に出ろ、Missed callを見つけたら必ずすぐにかけ直せ、簡単なことだけど、案外できない人多いから。人間の信頼性はこういう小さいところで上がったり下がったりするから」と、教えられたのだけど、ここのカルチャーには合わないらしい。捕まらなかった人については、保険策を降ろすことにしたので、とりあえず一段落。

それにしても、いい加減なところが多いのです。この国の文化。だから、そのあたりも見越して計画を立てねば、と思っているのだけど、「そーれーは、かなりな想定外でしょ!」なことも多々あり。それでも、何とかなっちゃうってどういうこと(笑)?いい加減さに呆れつつも、私はこの物事何とかなっちゃうことの方に驚きを感じているんだけど。

そう言えば、「通訳」で一つ思い出した。ある人が教えてくれたお話。

『数年前、大きな国際会議が開かれた際に、某国首相のスピーチの間、何故か、メモを取っている人間が少なかったんだよね。メモを取りながら、「おっかしいなぁ。何で皆メモ取りしてないんだろう」と思っていたんだけど、ハタとメモ取りしてる人の共通点に気づいたんだ。そう、メモ取ってるのは某国首相の母国語を理解する人だけだったんだよ。「そっか、メモ取らないんじゃなくって、取れないんだ。何言ってるか分かんないんだ」って納得。つまり、同時通訳システムが上手く機能していなかったんだよね。しかも、10分くらいの間。しかも、首相のスピーチの間。首相のスピーチだもん、そりゃぁさ、いくら神経図太いここの人たちでも邪魔できないよね。結局ね、どこかの大使館の人が某省担当官に「あのー、この同通システム動いてないんですけど」と伝えたところ、この担当がのらりくらりと動き始め、再準備のために一旦休憩に入ったんだけどね。当の某省担当官が「いやー、何かさー、通訳会社がコンセントちゃんとチェックしてなかったみたい」としゃぁしゃぁと言いながら、お茶飲んでクッキー食べてるの見たときには「キミ、大物だよ......」って、外国人一同脱力しちゃったよ。ある意味、すごいよ、この国は。日本だったら、多分、誰かの首が飛んじゃうでしょ?』

うーん、さもありなん、と納得。ノアの箱舟くらいから歴史をやり直したら、もうちょっと何とかなるかも、と思う今日この頃。

追記:今日もHeat Waveでした。39度とのこと。そりゃぁ、暑いはずです。
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by ahirunoko724 | 2007-07-28 22:14 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

Heat wave

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アンマンが、暑い。どうやら、熱波第2弾らしい。大先生が衛星画像付きで気象説明をしてくれたところによると、あと数日間の我慢らしい。でも、ここではちゃんと電気が通っているし、エアコンもあるし、標高が高いから日が沈めばそこそこ涼しくなるからまだいいか。発電機も、ランプもうちわも必要ないものね。

大先生の説明を聞きながら、思ったこと。いや、常々思っていたのだけど、欧州大陸とアフリカ大陸北部と中東の西部を切り取った地図って、本州西部と四国西部と九州北部を切り取った地図に見えるのって私だけでしょうか?CNNやBBCでこの地図を見ると、実家で天気予報を見てるような錯覚に陥るのは私だけでしょうか?このことを口にしたら大先生は「新しい発想だ!」と。これって、お褒めの言葉でしょうか(笑)?
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by ahirunoko724 | 2007-07-27 05:40 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

ゲームのルール

お仕事が一段落して少しだけ安心。

「なるようになるし、なるようにしかならない」と、親しい友人の一人がよく言っているが、今の仕事はまさにそれ。自分達のコントロールできる範囲は限られている。この、コントロールできない部分が、物事の根本を左右してしまうことがかなり多い。限られた範囲の中で、切れることなく、不機嫌になって誰に八つ当たりすることもなく(→反面教師から学んだこと)、淡々と粛々と飄々と(→お手本から学んだこと)何をどうやって、どこのボタンを押せば物事が上手く進むのかを考えて実行する、ここが腕の見せ所、頭の使いどころ、というところなのでしょう、きっと。

フェアにいきましょう、フェアに。ゲームのルールはきっとどこでも同じ。
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by ahirunoko724 | 2007-07-26 23:18 | 心構え

地雷原に突入したら、

「とにかく、動くな」と、その昔、セキュリティー・トレーニングで教えてもらった。

レスキューを呼んで待つのも手だけど、この待ち時間がなんともつらい。何とか自分で抜け出せないものか。自分の足跡を辿って、歩いてきた道を後ろに戻る?もちろん、それもあり。

得策は、やはり、地雷原に突入しないようにちゃんといろんなことを見極めること、かな。ちょっとでも危ない、と思ったら、とにかく近づかないこと。
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by ahirunoko724 | 2007-07-25 05:58 | 心構え

We agreed not to agree.

それって、ダメじゃん......。

もしかして、アバ・エバンの "They never missed an opportunity to miss an opportunity"のパクり?
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by ahirunoko724 | 2007-07-24 02:59 | 小ネタ

Sweet eats sweet

a0085574_4121079.jpgとってもとっても大好きな友人と、3年ぶりのハッピー・リユニオンを果たした。人は巡って、出会いも巡る。

友人からのお土産のNeuhausのチョコレート。"Sweet eats sweet"なんていう誰かの言葉を思い出した。
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by ahirunoko724 | 2007-07-21 20:04 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

桃三昧な日々

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毎年、この時期になるとはまってしまうフレンチ・ピーチ、今年はますますはまっている。そんな訳で近くの八百屋さんで大量に買い込んで、台所において食べ頃を毎日チェック。ここ2週間、桃三昧な日々。旬のものは無条件でおいしいものね。あぁ、幸せ。
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by ahirunoko724 | 2007-07-16 18:21 | 最近おいしかったもの

みみをすます

という谷川俊太郎さんの詩をご存知だろうか。

数年前、新しい仕事を始めたばかりで、いろんなことに対してどうして良いか分からなかった頃に上司が教えてくれた。わざわざ本からコピーまでとってくれて、「忙しいときにはみみをすます。迷ったときにはみみをすます」と、教えてくれた。

今週は正直言ってかなりヘコんだ。長い間お世話になっていた某国の女性政府高官は何者からかの脅迫を受け、志半ばにしてその地位を退いた。もうすぐ、夢の一つが叶うはずだった若者も、志半ばにして私達の手の届かない遠くへ逝ってしまった。そうして、今日は私にとっては自分を振り返るための記念日。

だから、耳を澄まして自分の心の声を聞こう。そうしたら、もっといろんなことが分かるのかも。

なんて思っていたら、バグダッドからの電話ですっかり現実に引き戻された。例によって、電話の始まりの枕詞は"We have a problem !"と。はいはい、今日はなんでしょう。

「みみをすます」のは、とりあえず、この問題を片付けてから、ということにしよう。まずは、今やらなきゃいけないことから、ね。
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by ahirunoko724 | 2007-07-14 22:44 | 心構え