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昔の古い地図

を見ていていると、ワクワクしてくる。もちろん、古くなくても地図を見ているとワクワクしてくる。飛行場に行くとワクワクする。

夕方、事務所の大先生がホクホク顔で、アラビア語の新聞紙に包まれた筒状のものを抱えて戻ってきた。「うれしそうな顔してますね」と尋ねると、「そうなんだよー」と、面白いものを見せてくれた。

1975年に旧ソ連が軍事目的用に作成したイラクの地図。10万分の1の縮尺なので、決して精度の高いものではないが、ナツメヤシ畑、遺跡跡、井戸、甘い水の井戸なのか、辛い水の井戸なのか、なんていうところまで記載されている。いつだったか、イラク人が作成した地図を見たことがあるけど、今日見せてもらった地図は、イラクのそれよりも明らかに情報量が多かった(苦笑:そう、だからキャパ・ビルが必要なのです)。

大先生曰く、旧ソは軍事目的のために多くの地図を作成していたらしく、崩壊後、アフリカ全土の地図が発見されたとのこと。

そう言えば、昔の上司が言うには、地図にはちゃんとしたたたみ方があるらしい。私はそのあたり、大雑把なので、ある日、広げた地図をバサバサと自分の好きなようにたたんでいたら「センスないなぁ。だめだよ、ちゃんと地図にはたたみ方があるんだよ」と笑われた。

数年前、エルサレムのアメリカン・コロニーにある本屋さんで「次の仕事のために」と思って買ったイラクとバグダッドの地図はハンガリー製だ。現場では使わないままなのかな。いや、いつか、きっと現場で使うことになる、と私は思っている。たぶん、誰かが運転する車の助手席に座って、地図をくるくる回しながら、ナビしてると、運転している人が、大笑いしながら、「もういいから、貸してごらん」なんて、地図を読んでくれるに違いない。
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by ahirunoko724 | 2007-11-25 22:08 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

イラク旧札

a0085574_519259.jpgある日、同僚がイラクの旧札を見せてくれた。今は亡き、サッダーム・フセイン・ティクリーティーがドドーンと載っている。子供銀行のおもちゃのお札みたいだ。あまりにも違うので、同僚に抑えてもらって比較写真を数枚。

ちなみに、ティクリーティーというのは、イラクの地名、ティクリートからきているもの。イラクでは出身地域を名前にくっつけるのです。ティクリートのサッダームさん、というように。真ん中のフセイン、というのはお父さんの名前。だから、正式名称は、ティクリートのフセインの息子のサッダームさん、となる訳です。

これとはちょっと違いますが、イラクは夫婦別姓なので、名前だけでは夫婦だなんて全く分からず、後で「あれ?もしかして、あの二人、夫婦?」というようなことが時々あるのです。その昔、某省お偉方と○○省の△△さんは、イケテいない、と言う話をしていたのだけど、後で、その某省お偉方の一人と△△さんが夫婦だったことが判明!早く言ってよー!

さてさて、ここからが本題。これ、両方とも本物です。色の濃淡もかなり異なるし、印刷もずれているけれど。下部分のラインの位置なんてありえないくらい違う。「これが、普通に紙幣として出回っていたんだもの。すごいよね」、なんて、アフリカに駐在していた経験のある人と話していたら、「へー、達かに違うね。これはすごい。そうそう、僕の昔の同僚は、カラー・コピー機でお金をカラー印刷してたよ。それに比べたらまだマシだよね」だって。聞いた人が悪かった......。

旧政権時代のある時、ペルシャ語「50ディナール」と堂々と印刷された偽札が出回ったそうです。「ジョークでしょ?」とイラク人の同僚に聞いたら、「いや、本当だ」と真剣な顔で言っていた。

きちんとした紙幣を作る技術、日本から技術移転してあげたらいいんじゃない?かしらと思うのは、私だけ(笑)。
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by ahirunoko724 | 2007-11-24 05:28 | 小ネタ

大型マフィン

a0085574_531175.jpg最近、アンマンは雨続きで冷え込んでいる。そのせいで、と言うわけではないけど、今日もまたオーブン料理。今回はお菓子ではなくて、たまねぎ・チーズ・マフィンもどき(だって、プリンの型がなかったんだもん。だから、ケーキを焼くときの型を使用)を作った。ベーキング・パウダーと薄力粉を使ってのオーブン料理は初めてだったけど、うまく膨らんだ。スライスしてジップ・ロックに入れて、冷凍庫へ放り込んで置いた。

以前にも書いたけど、お菓子作りやオーブン料理を始めてみて思ったことは、「ちょっとハードルが高い、と思っていることでもやってみれば案外できちゃうのかもしれない」ということ。そうだ、他にもそう思っていたことのリストを作ってみようっと。で、片っ端から試してみるってどう?楽しそうじゃない?
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by ahirunoko724 | 2007-11-23 05:04 | お料理

どしゃぶりアンマン

昨日の夜からアンマンはどしゃぶり。今朝、雲の隙間から青い空がのぞいていたから傘を持って行かなかったのだけど、これが失敗。帰宅時にはまたまたどしゃぶり。過去数年間、イラク・バブル、パレスチナ・バブルで潤って、5つ星ホテルやアパートが雨後のたけのこのように建設されたアンマン。が、しかし、もともと基礎インフラ設備がしっかりしていないので、少しでも雨が降ると、街の中は水浸し。事務所の前の道路も川、自宅の前の道路も川状態。写真は自宅前。よーく見ると、道路が水浸しになっているのが分かるのですが......。
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アンマンでは雨が降ると一気に冷え込む。寒がりの私は部屋の中をヌクヌクにして、更にオーブンでケーキまで焼いたので、部屋の中はかなり暖かい。

寒いのは苦手だけど、でも、この乾いた中東地域に降る雨は大好きだ。明日の朝、晴れていたら、中に舞っていた埃が一掃されて、きっと、とてもキレイに街が見えるに違いない。
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by ahirunoko724 | 2007-11-21 21:29 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

ジャイアンツ・コーズウェイ(イギリス・北アイルランド)

a0085574_026019.jpgジャイアンツ・コーズウェイは、北アイルランドにある、火山活動で生まれた六角柱の石柱群が連なる地域。ジャイアンツ・コーズウェイという名前(巨人の石道)は、アイルランドに伝わる伝説の巨人、フィン・マック-ルに因むものだという。伝説では、彼がスコットランドの巨人と戦いに行くために、コーズウェイを作ったと言われている。


a0085574_028958.jpgUNESCOの世界遺産登録は1986年。もちろん、自然遺産でしょう、コレは。左上の全景を見て頂ければ誰もが頷くはず。11月のジャイアンツ・コーズウェイは冬の日本海よろしく、高波がザッパーン。地面には、右の写真のように、六角形の石が敷き詰められている。また、左下の写真のように六角柱がずーっと空まで伸びている。写真ではあまりピンとこないかもしれないけど、実物は本当に大きい。


a0085574_0352240.jpg昨年の11月ダブリンにいる友人を訪れた際に、北アイルランドまで足を伸ばした。ジャイアンツ・コーズウェイへはベルファストからのツアーを利用。いくつかの見所が含まれていたはずだが、当時の記憶を辿っても、日記を読み返してみても、北アイルランドでの記憶はこのジャイアンツ・コーズウェイとホテルで受けたアーユル・ヴェーダ・マッサージとベルファストの街の様子と夜中のガールズ・トーク。


a0085574_0362872.jpgダブリンからベルファストまでは長距離バスを利用したが、北に上がるに連れて、街の様子や道路標識の表記、車のナンバー・プレートが変わるのが興味深かった。北アイルランドは英国。当然ながら全ての表記は英語のみ。比較的低めの建物が多いダブリンに対して、ベルファストでは、大きな建物を見上げて歩いた記憶がある。ちょっと前までは、こんなきれいな街並の中でテロが頻発していたのだ。

ベルファストまでの道のりで、緑の芝生の上で羊達が白いポツポツの点々になっていてかわいい。
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by ahirunoko724 | 2007-11-21 00:39 | 世界遺産

身近なお手本

a0085574_5303315.jpg身近に、単純に「この人すごいなぁ」と尊敬できる人がいるって、それだけで財産だと思う今日この頃。

熱意、向上心、変化を恐れずに楽しむ余裕、逆境でもユーモアのセンスを忘れずに、飄々と世の中を歩いていけるなんて、それだけですごいと思う。かと思えば、塀からずり落ちそうになっている子猫を見かけて、立ち止まって「頑張れにゃん」なんて応援しちゃうなんて、そのギャップもなんかいい。

これまでに積み上げてきた努力と実績が静かな、堂々とした自信を作り出している。

私も、がんばるにゃん→私って、おバカしゃんかも(笑)。
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by ahirunoko724 | 2007-11-20 05:35 | お手本

我が家のケロ吉、冬眠準備

a0085574_19473940.jpg先日、またまた実家から、お庭の木で冬眠準備を進めているカエル(命名:ケロ吉)についての近況報告があった。以下、実家からのメール。

「今日は、気持ちのよい小春日和でした。そのせいかケロ吉が新鮮な空気を吸いに顔を出したの?糸を引いたような目が可愛いね。それにしても痩せガエルだねー。一茶の句が思い出されますね。どうやって体温調節するんだろうか?どうやってあの穴を見つけたんだろう?ケロ吉もカエルなりに考えてるんだろうか?宇宙はよく出来てるんだね。何でも気をつけてみれば面白いもんだね。人間も冬眠したい気持ちにもなりますよね。ではではもう少し頑張ってね。」
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by ahirunoko724 | 2007-11-15 19:44 | ヒビノデキゴト(ヨルダン編)

2度目の挑戦、チーズ・スフレ

a0085574_621359.jpg昨日作ったチーズ・スフレを、今日、事務所に持っていったら、案外好評!ということで、調子に乗って今日もチャレンジしてしまった。明日は離任する同僚との最後の夜だから、そのパーティーに持って行こう。

で、2度目のチャレンジは、というと。すごい!と我ながら思った(笑)。見るからに昨日よりも、もっとおいしそうでしょ?

オーブンを使ったり、メレンゲを作ったり、湯銭にかける、なんていう過程のあるお菓子作りは随分ハードルが高かったけど、実際にやってみたら、案外できちゃうものなんだなぁ、というのが感想。お菓子作りだけじゃなくって、ハードルが高そうだからやめとこう、なんて思っている他のことも、やってみたら、案外できちゃったりするのかも、と思わせてくれたチーズ・スフレでした。

作り方を教えてくれた先生に感謝!
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by ahirunoko724 | 2007-11-14 06:04 | お料理

初めてのチーズ・スフレ、一人でできたもん

a0085574_5255819.jpg先日、友人からチーズ・スフレの作り方を教えてもらった。仕事をし始めてからちゃんとお料理するようになったし、お菓子も作るけど、オーブンものには手を出したことがなかった。イスラエル時代の大家さんは新品の電気オーブンを買ってくれたのだけど、結局3年間使わずじまい。が、ここにきて、オーブン料理にはまりそうな気がしている。

今の自宅のオーブンはガス・オーブン。しかも、温度調整の目盛もなし、回すところに1から9まで数字が振ってあるだけ。1から9まで回してみたけど、火力に変化なし(笑)。まぁ、いっか、ということで挑戦してみた初めての一人チーズ・スフレ、ちょっと爆発したけど、結構いい感じじゃない?初めての挑戦だし、それに、オーブンの温度調整もできない割りには。自分的には80点、十分合格点。次は何に挑戦しようかな。
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by ahirunoko724 | 2007-11-13 05:28 | お料理

夕焼け

a0085574_427357.jpg先日のダマスカスからの帰り道、夕焼けがキレイだったので、写真に撮った。冬時間になってしまった今、夕焼けを見られる時間帯に事務所から撤退するのはちょっと難しい。

でも、ちょっとだけ仕事の手を休めてコーヒーでも入れながら、夕焼けを見ることくらいならできるな、多分。

そんなに毎日毎日空を見上げている訳ではないけど、時々、見上げた空がキレイだったりすると、うれしい。
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by ahirunoko724 | 2007-11-12 04:38 | ヒビノデキゴト(シリア編)