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15キロの持ち物で生活

「はい、今から移動しま~す。現金をいくらか手元においておくように。それから、移動先に持っていける荷物は15キロ。じゃっ、準備して2時間後に○○集合」と言われたら、何を持って行くだろうか。私の場合は、準備してみたら以下の通りだった。忘れないうちに、自分用のメモとして。

1.パスポート
2.現金
3.カード
4.貴重品
5.携帯電話とその充電器
6.電化製品(PC、デジカメ、その周辺機器と充電器、イオン・ドライヤー)
7.着替え2,3日分とパジャマ
8.その他身の回りのもの(化粧品やお風呂グッズ)

自分が生きていれば、1から3までがあれば、何とかなる。4は自分にとって大切なもの。たとえば、大切にしているアクセサリーや日記帳、スケジュール帳など。そして今の時代に欠かせないのが、連絡手段となる携帯や電化製品、メールだって日本語で打ち返せる環境でチェックしたい。記録のためのデジカメもあったほうがいい。忘れがちなのが、これらのための充電器。これは普段から一まとめに。1~4はそれほどかさばらない。普段、自分が職場にもっていく鞄の中に納まる。この中にさらにノートPCと携帯電話が入る。充電機器、着替え、その他身の回りのものについてはボストンバッグの中へ。

生活用品は案外侮ってはいけないと思う。「自分が普段使っているもの」は非日常な中で安心感を与えてくれるものだと思うから。たとえば、化粧水やシャンプー、トリートメントの香り。肌や髪が荒れてくると気持ちもなんとなく荒れる気がする。寝るときはリラックスしてパジャマで寝たい。Tシャツとかじゃなくて、パジャマがいいの。と友人に話したら、「あぁ、まぁ、気持ちはわかんなくもないけど、でも、イオン・ドライヤーはねぇ(苦笑)」と笑われた。

最初は小さめの機内持ち込みのスーツケースにしようと思ったが、15キロって案外あっと言う間なので、結局、普段の仕事鞄とボストン・バッグ。たいてい、皆、こんな感じの荷物。そうそう、もちろん本とiPodも欠かせないアイテム。
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by ahirunoko724 | 2009-01-31 22:58 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

トラック

a0085574_4265841.jpgトラック問題が最近のトピックの一つになっている(笑)。いったい、どうしたものか。

まぁ、まだひっくり返ってないだけマシだと思うことにしよう。

緊急に動く必要があって、関係者が多い。誰が責任を持って何をするのか、どこに連絡を取ればいいのか、すべてをゼロから立ち上げる時には労力を必要とするけど、勢いがあれば何とかなる。でも、どこかで何かがスタックしたら、絡まったネックレスをほぐすような根気のよさと細やかさが必要なのだ。
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by ahirunoko724 | 2009-01-30 04:16 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

カイロの記憶と香り

a0085574_3404192.jpg事務所のお台所に入ったら、懐かしい香りがした。クミンの香りだ。クミンはアラブ料理でよく使われる香辛料なのだけど、私にとってはなぜか「初めて訪れたときのカイロ」の香り。「何度も行ったことのあるカイロ」ではなくて、あくまでも「初めて訪れたときのカイロ」。どこでどう結びついたのだろうか。今となっては思い出せない。


a0085574_3432677.jpg空港から街に向かう途中、3車線の道路に6台の車が無秩序に並んでいるのを見て「なんじゃこりゃ」と思った瞬間の香りだったかもしれないし、ラムセス駅で「いったいどこからこんなに人が出てくるのだろう」と思った瞬間の香りだったかもしれない。ハーン・ハリーリーのお土産屋さんで店のおじさんと交渉しているときの香りだったのかもしれないし、朝起きて窓を開けてスモッグで曇る街並みを眺めたときの香りだったかもしれない。この香りをかぐと、いつも、遠い昔のカイロの記憶が甦る。
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by ahirunoko724 | 2009-01-28 23:31 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

幸せを運ぶ猫?

a0085574_455910.jpg仕事中、「ちょっとお茶でも」と思って席をはずして、戻ってきたら猫が部屋の中にいた(笑)。

びっくりした猫が、私の足元をすり抜けて半閉まり状態のドアからピューッと外に出て行った。そーっとドアの外を除いたら、猫が立ち止まってこちらを振り返り「ニャーニャー(何で急に戻ってくるのさ。びっくりするじゃない。しかも、ドア半閉まりだし。私のこと、閉じ込めるつもりだった訳?)」と鳴きながら、非難がましい目でこちらを見ていた。

私だってびっくりしたよ。もうちょっとでカップを床に落とすところだった。それにしても、これまでにも、事務所の中に入猫が入ってきたことはあるけど、部屋の中まで入ってきたのは今日が初めてだ。夕方、同僚と台所でお茶していたら、今度は子猫がテーブルの下に。あぁ、うちの事務所、本格的に猫屋敷だなぁ。

今日は近しい人に2件良いニュースが、そうして私にもちょっと良いニュースが飛び込んできた。もしかして、幸せを運ぶ猫?

しつこいようだけど、そこ、あったかいんだろうけど、昔はね......。
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by ahirunoko724 | 2009-01-27 20:56 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

静電気な女

a0085574_236127.jpg最近、指先からの静電気がすごい。

同僚に「飴食べる?」と聞かれ、「うん、ありがとう」と手を伸ばしたらバチッ。

違う同僚に、「この書類なんだけど」と書類を手渡そうとしたらバチッ。

今日は、ついに事務所の猫にまで被害が及んだ。同僚がご飯をあげようとしていたところに居合わせて、ツツツツーッと寄って来た猫の鼻先をなでようとしたら「ピチッ」と音を立てて静電気。猫もびっくりした顔をしていた(笑)。ご飯をあげていた猫好き同僚には「何やってんのよー!」と大笑いされ、猫若干苦手な上司には「おー、よくやった!」と、大笑いされた。あぁ、もう絶対に傍に寄り付いてくれないだろうな(涙)。

それにしても、私、そんなに乾いているのかしら?困ったなぁ、これじゃ手もつなげないや(イヒッ)。
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by ahirunoko724 | 2009-01-26 20:55 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

必然の偶然

a0085574_463239.jpg人生、そうなるべくしてそうなっているんだな、と思う今日この頃。

何年か前にダブリンの街を見晴らしている時には、たぶん、こうなることが決まっていたんだろうな、と思う。起きていることにはちゃんと意味があるのだ、きっと。本当なら一年早く帰国する予定だったはずが、諸事情により中止。だから、今の状況があるんだと思う。

何年か経ったときに今の状況を思い出して、同じことを思うのだろうか。自分が、どうしてここにいるのか。どうして、今の仕事をしているのか、は全部どこかに繋がっているのだと思う。
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by ahirunoko724 | 2009-01-26 04:18 | ふと、思う

猫屋敷

a0085574_2154378.jpg事務所の敷地内には、かわいい猫達がたくさんいる。いろんな人がご飯をあげているせいか、どの猫もプクプクしていて毛並みもよくツヤツヤしている。が、残念ながら、決して触らせてくれないのです。何にも悪いことしないのになぁ(笑)。

最近は、時々事務所の中に入ってくるようになった。きっと仲良しになれる日が来るはず、よね。

不思議なことに、うちの事務所の男性陣、あまり小動物が得意ではないらしい。猫を見かけると、「おおっとぉ」という感じでなんとなく避けて通っている。"Hey mate!"と言いつつも猫が近寄ってくると何となく腰が引けた感じで後ずさりしている(笑)。うーん、なんだかかわいいじゃないか(イヒッ)。
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by ahirunoko724 | 2009-01-25 20:55 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

最近のレバノンのちょっとしたヒーロー

a0085574_1174815.jpgは、Hugo Chavez(ウゴ・チャベス:ベネズエラの大統領)。

レバノンの新聞、”The Daily Star Lebanon”によると、レバノン北部に位置するトリポリの自治体が、街の通りにチャベス・ベネズエラ大統領の名前をつけたとのこと。今般のイスラエルのガザ侵攻に際して、チャベス大統領が在ベネズエラ・イスラエル大使を放遂したことに敬意を示し、彼の名前を付けたのだそう。

そうして、もう一人、名前は忘れてしまったが、ギリシアの政治家さん。この先生、在ギリシア・イスラエル大使館からプレゼントとして送られてきたイスラエル産のワインを、同大使館に送り返した模様。「子供の頃から盗みはいけない、と教えられてきた。そんな訳で、この(イスラエルが67年に占領した地域で育てられたぶどうから取れた)ワインを受け取ることはできません。この機会に、自国のパレスチナに対する行為と政策を再考頂ければ幸いです」という要旨の手紙を添えて。知人は、「欧州で一番勇敢な政治家」とこの先生のことを褒めちぎっていた。
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by ahirunoko724 | 2009-01-21 20:53 | ヒビノデキゴト(レバノン編)

旅の行程

近年の旅のスタイルとしては、たいてい飛行機でビューンと飛ぶ、というのがパターンでした。が、たまには、こういう旅の仕方もいいのかもしれない。焦らなくても大丈夫、目的地にはちゃんと着く。旅の行程にこそ、楽しいことが盛りだくさんなのだ。そうして、準備もまた楽しい。

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by ahirunoko724 | 2009-01-19 22:26 | ふと、思う

ベイルートの週末

a0085574_038216.jpgちょっと気分転換、ということでベイルートで週末を過ごした。大先生と共に。この大先生、某国の研究所の所長さんで、世界中の名だたる研究者、政治家と一緒にお仕事されている方なのですが、その「ユニークさ」については何度も耳にしていました。が、実際にお会いしてみると、いやー、ユニークな方でした(笑)。そうして、なんとも暖かく、懐の深い方でした。ワインを飲みながら、シガーラをふかし、各国の政治情勢分析を聞かせてくれる。とても斬新な切り口で、時に辛口で、非常に有意義な時間を過ごさせてもらった。が、時折、シガーラの火の着いたついた方を口にしようとして、「おっととととー」と慌てていたのを私は見逃さなかったし(イヒッ)、バターとイチゴジャムの挟まったベーグルを口にしたら、ベーグルからバターとジャムがはみ出してあやうく、ズボンに、というところを同行者が寸でのところで手を伸ばしてナプキンでキャッチして「レスキュー・ミッション成功!」と妙にうれしげだった。

ティールからベイルートに出ると、まったく別の世界でベイルートの街並みに軽い逆カルチャー・ショックを受ける。洋服屋さんも、カフェも、本屋さんも何でも揃っているし、街の中の空気がティールよりも軽くて心地よい。ここには、「普通の生活」がある。

居心地の良いホテルに泊まり、日本食を頂き、朝はちょっとだけ早起きして近くのカフェで朝食を取って、同行者と今週の出来事をキャッチアップする。本屋さんでは5年越しで探していた本を発見!その昔、大学の先生が「本は探している人のところへやってくる」とおっしゃっていたが、その通り!ホクホク気分で海岸沿いを散歩していると、知人に遭遇。知人も、今週末はティールから脱出していたらしい。

海岸沿いのホテルのカフェでスペシャルゲストと共に昼食。おいしい食事、ワイン、楽しい会話にきれいな地中海、ただの普通の生活なのだけど、最近は、この普通の生活がとてもありがたいものだと思える。

帰宅してテレビをつけたらイスラエルのオルマート首相がガザでの戦争に対して、「一方的停戦」を宣言していた。「イスラエルの敵はガザの住民ではない、ハマスだ。ガザに居住されるパレスチナの皆さん、あなた方の敵はイスラエルではない、あなた方の敵はハマスだ。」と首相はスピーチの中で述べていた。2006年にレバノンを攻撃したときにも、同じようなスピーチをしていた。一方的停戦、というよりは一方的勝利宣言にも聞こえる。「テロとの戦い」という大義名分のもと、世界でも有数の軍事力を誇るイスラエルが、失うものさえないガザに対して行った行為の結果、今回の武力行動で死亡したパレスチナ人の数は1200名にも上る。今、この瞬間も、多くの人々が空爆により自宅を失い、行き場を失ったまま、電気すらない暗い夜を過ごしている。戦争のつけはいつも、一番弱い立場にある人間に回ってくる。
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by ahirunoko724 | 2009-01-17 23:12 | ヒビノデキゴト(レバノン編)