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タイラント

最近はまってしまっている米国ドラマ、タイラント。

中東のアブディーンという独裁国家。独裁者の次男が米国へ渡り、大学に通い医者となり家族を持ち、生活を送る。甥の結婚式で20年ぶりに祖国に帰ってみると、アラブの春で中東の独裁国家が次々と倒れていく中、国民も国の体制に対して意思を持ち始める。甥の結婚式の後、独裁者であった父が死亡、父の後を継ぐ兄の暗殺未遂を受け、主人公は結局、兄を助けるために家族とともに国に残る。

舞台設定としては、リビアとイラクを足して2で割ったような地理。海があるのが新鮮。時期的には2011年のアラブの春以降。父の後を継いだ兄がカダフィーの最期の映像を見て、怯える場面が生々しい。米国での家族での生活と祖国への愛憎(と罪悪感)の間で葛藤する主人公とその家族、弟や自分の能力に対するコンプレックスが大きい兄、実は一番腹黒いのではないかと思われる兄の嫁(昔は主人公と恋愛関係のようなものにあったもよう)、一族の取り巻き、軍等々の様子の描き方が上手だな、と思う。何年の前に見たBBC作成の「サッダームの家」を思い出させる(いや、あれは実際のお話に基づいているけれども)。

このタイラントや、イラク戦争の米国人捕虜を追うCIAの女性職員を主人公にしたホームランドがドラマになるところが、米国らしいな、と思う。

これ、きっとずーっとはまって見続けてしまうんだろうなー、という気がする。
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by ahirunoko724 | 2016-02-25 23:56 | 映画・音楽・本